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2つの時刻の間の時間を計算する方法(深夜またぎにも対応)

1 分で読了

2つの時刻の間の時間は、終了時刻から開始時刻を分単位で引き、その結果を60で割って時間と分に直せば求められます。終了時刻のほうが開始時刻より数字が小さい場合は、深夜をまたいでいるという意味なので、引き算の前に終了時刻へ24時間を足す必要があります。開始時刻に時間を加算・減算して新しい時刻を求めたいときも、考え方は同じです。

なぜ単純な引き算ではうまくいかないのか

時刻の計算は、見た目ほど単純ではありません。09:00から17:30までのように同じ日の中で完結する区間なら、17:30を分に直した1050分から09:00の540分を引き、510分、つまり8時間30分という答えがそのまま出ます。ここまでは誰でも暗算に近い形でできるでしょう。

問題は、終了時刻が開始時刻より「時計の数字として」早く見えるときです。夜勤やイベントの受付時間のように、日をまたぐ区間はよくあります。この場合、終了時刻から開始時刻をそのまま引くと、ゼロやマイナスの値になってしまい、実際に経過した時間とはまったく違う数字が出てきます。原因は単純で、終了時刻が「今日の続き」ではなく「翌日の時刻」であることを、計算に反映していないからです。

直し方は決まっています。終了時刻に24時間(分に直すと1440分)を足してから、開始時刻を引きます。こうすると終了時刻は「翌日の何時何分」という扱いになり、経過時間が正しく計算されます。

逆方向の計算、つまり開始時刻に一定の時間を加算・減算して結果の時刻を求める場合も、考え方の軸は同じです。開始時刻を分に直し、加算・減算したい時間も分に直して足し引きし、その合計を60で割って時と分に戻します。合計が1440分(24時間)を超えたり、マイナスになったりした場合は、答えが翌日や前日にずれているという意味になります。この「日付のずれ」を見落とすと、たとえば深夜近くに始まる作業の終了時刻を誤って読み違えることになります。

具体例で確認する

例A: 23:40開始、翌朝06:15終了(深夜をまたぐケース)

夜通しの作業が23:40に始まり、翌朝06:15に終わったとします。単純に06:15から23:40を引こうとすると、06:15のほうが時計の数字として早いため、引き算の結果はマイナスになり、そのままでは意味を持ちません。06:15を分に直すと375分、23:40を分に直すと1420分ですから、375から1420を引くとマイナス1045分という、経過時間としてはありえない値になってしまいます。

ここで、終了時刻が実は「翌日の06:15」であることを反映させます。24:00(1440分)を06:15に足すと30:15、つまり分に直すと1815分になります。この1815分から開始時刻の1420分を引くと395分、60で割ると6時間35分という、正しい経過時間が得られます。

例B: 16:20開始、2時間50分後は何時か

今度は逆方向の計算です。16:20に始まる作業が2時間50分かかるとすると、終了時刻は何時になるでしょうか。16:20を分に直すと980分、2時間50分は170分ですから、980に170を足すと1150分になります。これを60で割ると19時間10分、つまり19:10です。この例では24:00(1440分)を超えていないので、日付は変わらず同じ日のうちに終わります。

2つの例をまとめると、次のようになります。

開始操作結果日付のずれ
例A23:4006:15まで(深夜またぎ)6時間35分終了は翌日扱い
例B16:202時間50分を加算19:10なし(同じ日)

例Aのように終了時刻が開始時刻より早く見える場合は、必ず日をまたいでいないか疑うのが基本です。例Bのように加算した結果が24:00を超えなければ、日付はそのままで構いません。

自分の時刻で計算してみる

手計算の流れがつかめたら、実際の時刻を入れて結果を確かめてみてください。深夜をまたぐケースも、時間の加算・減算も、下のツールでそのまま試せます。

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よくある間違いと注意点

もっとも起きやすいミスは、終了時刻が深夜を過ぎているのに24時間を足さず、そのまま開始時刻から引いてしまうことです。23:40開始、06:15終了の例のように、これをやるとマイナスの値や意味のない数字が出てきます。終了時刻の時計の数字が開始時刻より小さく見えたら、まず日をまたいでいないかを確認する習慣をつけましょう。

もう一つよくあるのが、時間を加算する計算で、結果が翌日にずれる可能性を忘れてしまうことです。例えば23:00に始まる作業に4時間を足すと、答えは翌日の03:00になります。合計が1440分を超えた時点で日が変わっていることを、答えを読むときに見落とさないようにしてください。

また、この計算(1日の中だけで完結する純粋な時刻計算)を、2つの暦日の間隔を求める計算と混同しないことも大切です。カレンダー上の日付の差は、月の日数や閏年が関わってくる別の計算で、時刻だけを扱うこの方法とは前提が異なります。日付をまたいだ日数を知りたい場合は、日数計算専用のツールを使うべきです。

最後に、この種の時刻計算がタイムゾーンを自動で考慮してくれると思い込まないことです。実際にはそうではありません。入力する2つの時刻は、どちらも同じタイムゾーンのものとして扱われます。海外との時差がある予定を扱う場合は、先に両方の時刻を同じタイムゾーンに揃えてから計算する必要があります。

よくある質問

終了時刻が開始時刻より早く見える場合、どう判断すればいいですか。 終了時刻を分に直した値が開始時刻より小さければ、区間が深夜をまたいでいると考えて、終了時刻に24時間(1440分)を足してから引き算します。これで実際の経過時間が正しく求まります。逆に終了時刻のほうが大きい場合は、同じ日の中で完結しているので、そのまま引き算するだけで構いません。

時刻に時間を加算したり減算したりできますか。 はい、可能です。開始時刻を分に直し、加算・減算したい時間も分に直してから足し引きし、その合計を60で割って時と分に戻すだけです。合計が0分未満や1440分以上になった場合は、答えが前日や翌日にずれているという意味になるので、日付の変化も一緒に確認してください。

この計算は日付やタイムゾーンを扱いますか。 扱いません。ここで説明しているのは、1日の中の時刻だけを対象にした計算です。カレンダー上の日付や、地域によるタイムゾーンの違いは考慮されないので、両方の時刻は同じ日・同じタイムゾーンのものとして計算されます。

入力した時刻を保存したまま、他の人にリンクを共有できますか。 はい。多くの時刻計算ツールでは、入力するとURLが自動的に更新される仕組みになっています。そのURLをコピーして送れば、リンクを開いた相手にも同じ時刻が入力された状態で表示されます。

複数の時間の長さを合計したい場合はどうすればいいですか。 考え方は同じで、それぞれの時間を分に直してからすべて足し合わせ、最後に60で割って時間と分に戻します。たとえば1時間45分と2時間30分と45分を合計する場合、105分、150分、45分を全部足すと300分になり、これは5時間ちょうどです。件数が多くなると手計算では間違えやすくなるので、そうした場合はツールに一つずつ入力して積み上げていくほうが確実です。

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